【サクラの木】あとがきのようなもの

最後まで読んでくださった皆さま、ありがとうございました。

 

えー、こってこての高校生の純愛が書きたくて出来上がったお話です。

とはいっても、いまどきの高校生ってどうなの?とは思いながら・・・。敢えて、昔の少女マンガっぽい雰囲気をイメージして書きました。

 

フォークダンスなんて今の時代、踊ったりするんでしょうか。

わたしも小、中くらいは踊ったような気がするんですけど。

 

あの頃の気持ちをいろいろ思い出したりして楽しかったです。

 

このお話、このサイトにしては珍しく、男女同い年カップルです。わたし自身まず同年齢カップルはあまり考えられないので、後にも先にもこの作品だけになるかもというくらい珍しいかと。

先輩後輩、というのも考えてたんですが、やっぱりどうしても一緒に卒業式を迎えてもらいたいなーと思い同い年にしました。

ささやかなことなんですが、隣で一緒に歩くっていうシーンをどうしても描きたくて。

結末は少し違うものを考えていたんですが、最終的にこんな形に落ち着きました。

 

これを書いてる時は、卒業ソングや、桜ソングをたくさん聞いてました。

自分の卒業式では『巣立ちの歌』を歌ったのが記憶に残っています。

『旅立ちの日に』は前にテレビCMでSMAPが歌っているのを聞いていいなぁ~と思って、このお話の中の卒業式でも歌ってもらいました。

他にも『YELL』とか『Believe』とかも素敵ですよね。

 

みなさんには思い入れのある卒業ソング、ありますか?

 

ラブラブ度はあまりないお話ですが、微妙な距離感のあるふたりを書くのはけっこう好きです。

思い描くシーンをもっと上手く表現できればいいのですが。

 

では最後までお付き合いくださってありがとうございました!

 

 

 

2012年 4月 蒼乃 昊